病院訪問‐上尾中央総合病院
上尾中央総合病院に行ってきました。
平成25年10月8日(火)医療法人社団愛友会上尾中央総合病院に松山眞記子先生と行ってきました。
病床数は733床と県内屈指の病床規模である上尾中央総合病院は、JR高崎線上尾駅から徒歩3分と交通の便がよく、地域医療支援病院、災害拠点病院、地域がん診療拠点病院、救急指定病院、、臨床研修指定病院、69学会認定施設となっており、県央地区の中核的病院として地域の医療を支えています。
女性医師の産休、育休の取得状況について
病院担当者にお話を伺いました。
当院は、職員数も多く、常勤医師数は276名、その内63名が女性医師です。産休、育休を取得したのち、復帰したという女性医師がこれまでもおりますし、最近ご結婚された先生や若い先生も多いので、対象となるケースも多くなっています。
産休育休などについては、就業規則に則って、いい条件で働いていただくことを心がけています。
どのくらい期間育休を取るか、お子さんが生後6ヶ月くらいで復帰されるという例も聞きますが、あくまでもご本人の意思を尊重し、相談して決めています。その間の医師の補充については、これまでは眼科や耳鼻いんこう科の医師がほとんどだったので、非常勤の医師に診療の日数を増やしてもらうなど、対応してきました。
最近では他の診療科でも取得する先生は多くいらっしゃるため、その際も同様に各診療責任者と相談し非常勤医師の増員を随時検討しております。
病院内保育所について
上尾中央総合病院の病院内保育所、つばさ保育園は、"院内"ではなく、病院から2㎞ほど離れた閑静な住宅地に事業所保育園としてあります。
敷地面積が500坪もあり、定員は160名、2階建ての園舎は0歳児から5歳児まで、各年齢別の保育が行える保育室があり、園庭もとても広く、普通の認可保育園のような規模のものです。子供の送迎は、病院との間を送迎バスが行き来し、また親が自身でこどもの送り迎えをするための駐車場も一家に一区画確保してあります。
24時間保育も毎日実施しており、病児保育も行っています。病児保育では、上尾中央総合病院の小児科を受診して、診断してもらい保育所に預かってもらえるか判断してもらいます。病児保育のための部屋を保育室とは別に設けてあり、看護師も常駐しています。
現在、女性医師が5名、男性医師が4名、保育所を利用しています。男性医師でも、男性看護師でも預けることができます。
人数がいますので、運動会や発表会など大きな行事を行うことができます。誕生会を毎月したり、おいも掘りや遠足に行ったりしています。途中でほかの幼稚園に変わったりすることなく、ほとんどの子がここを卒園していきます。親の教育方針で中には"日中"、別の幼稚園に行く子もいます。その場合、その幼稚園のバスが保育所まで来てくれるのが条件ですが、ここから別の幼稚園に通い、またここに戻ってきて、親の勤務が終わるまで残りの時間をここで過ごすというお子さんもいます。 保育所があることで、安心して子供を預けて働いていただくことができていると思っております。
「育児は大事な臨床経験、必要な社会勉強」
耳鼻いんこう科の原睦子先生にもお話を伺いました。
ご自身も二人のお子さんを育てながら働いてきた経験から、若い世代の医師にエールを送っています。
「夫は小児科勤務医。女性医師にとって仕事と家庭の両立がいかに大変か痛感しております。最近、明治から昭和にかけて活躍した女性医師の記録を読みましたが、いつの時代も無我夢中ですね。息子達は大学で最新の医学を学んでおります。その内容の多いこと、時代は変わったなと思います。今のご苦労は全て身になって返ってきますので、数年先を見据え、困ったことは何でも相談して下さいね。」

