病院訪問‐羽生総合病院
院長 髙橋 暁行 先生にお話を伺いました
Q.貴病院の概要についてお教えください。
A. 1999年に羽生病院から羽生総合病院に改称し2018年5月に現在地に移転いたしました。現在病床数は391床になります。
当院は羽生市、加須市、行田市、明和町、館林市、久喜市等の地域の方々にとって掛かって良かったと思える、安心・安全な地域完結型の医療を提供できる病院を目指しています。
Q.貴病院の女性医師の状況はいかがでしょうか?
A.当院は常勤医師56名が在籍しており(訪問日時点)、うち研修医をあわせた常勤の女性医師は8名です。現在、産休や育休については、事務職員やコ・メディカル職員は女性も男性も取得していますが、産休を取得している女性医師はおりません。今後、女性医師の産休・育休や、男性医師の育休に対しても、安心して取得できるよう、態勢を整えています。また、産休後に女性医師が復帰される際、希望があれば産休前と同じ職場のポジションへ戻れるようなサポート態勢もあります。安心して産休育休ができるよう心がけています。
Q.院内保育の状況はいかがでしょうか。
A. 病院内に院内保育園「こぐま保育園」を外部委託にて設置しています。定員40名で、対象年齢は、0歳から小学校就学前まで、年365日午前8時から午後7時まで開園しています。利用状況としては現在18名のお子様が利用しています。利用者は本病院系列の医療機関も含めた病院関係者のお子様が対象です。
こぐま保育園では、園内に調理室を併設しており出来立て手作りの給食を提供しており、保護者の方に大変好評で、食育としての役割も担っています。
また、病児保育園「はねの家」も併設しています。こちらは、羽生市在住の方と羽生総合病院勤務の方が利用対象で、最大6名の病児に対応可能です。
産婦人科 田部井 有喜 先生にお話を伺いました
私は、2008年卒業で、産婦人科を2010年から始め、勤務経験年数は15年になります。専門は産婦人科です。
羽生総合病院には2019年に入職しています。現在、非医師の夫と3歳の子どもとの3人家族です。
羽生総合病院入職後に妊娠・出産をして産前産後休暇や育児休業を含めて全てを利用させていただいている経緯があります。
子どもは産後7ヶ月で院内保育園の「こぐま保育園」にいれさせていただき、復帰時期を早めることが実現できて、感謝しております。
子育てと仕事の両立をしていくなかで、両親は遠方におりサポートが受けられませんので、勤務調整をしていただいていることが一番ありがたいです。そのおかげで働けていると思っています。
特に産婦人科は当直やオンコールが必要になってくるので、それを独身の時はしていたけれども、今はしてないという状況を踏まえると、働き続けていられるのは周りの先生に支援していただいているおかげだなと感謝の思いでいっぱいです。
今後いろんな先生が気軽に産前産後休暇や育児休業をとっていただきたいと思いますし、自身がやってもらった分、お返しができたらいいなと思います。
Q.院内の病児保育施設「はねの家」を利用された状況とご感想をお聞かせください。
A.6月に発熱・風邪で利用しました。事前登録していたため、予約も比較的スムーズでした。
病院敷地内にあることが、とても助かりました。預け先までの移動時間がないため、仕事への影響を少なくできたと感じました。
Q.前職から羽生総合病院に入職される際、院内保育施設や病児保育施設、女性医師の働きやすい環境など、入職の際に気になったり、動機となったりした女性医師支援はありましたでしょうか?
A.私は、女性医師支援に関して特別考慮はしませんでした。そのため、現在子どもがいても働ける環境にあることは恵まれていると思います。男女関係なく、院内保育や病児保育があることが入職時にわかれば、とても安心できると思います.
産婦人科 太田 真理子 先生にお話を伺いました
卒業が2016年で9年目になります。
専門は産婦人科です。
当院には手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」が稼働しており、ダヴィンチを使用した婦人科手術を行いたい気持ちがあり2024年10月に入職いたしました。
わからないことがあればすぐに周りの先生が助けていただける体制があるので、非常に助かっています。
Q.産前産後休暇や育児休業にはどういった印象がありますか?
A. わたしは未婚ですが、今まで知り合った諸先輩からお子さんができると、途中で抜けなきゃいけない思いや、仕事が完遂できないことで産前より引け目を感じながら仕事をしているといったような話しを聞いたことがありました。しかし、今は院長をはじめ周りの先生が産前産後休暇や育児休業への理解と支援に高い理想をもっておられるのを感じています。将来、もし自分がそういうのに適合するようなことがあれば、安心して利用させていただきたいなと思っています。
- 訪問者:
- 埼玉県医師会女性医師支援検討委員会委員
太田 万郷 - 訪問日:
- 令和6年12月3日(火)

