病院訪問‐三郷中央総合病院

三郷中央総合病院に行ってきました!

三郷中央総合病院外観

 平成27年10月30日(金)三郷中央総合病院に中田惠久子先生と行ってきました。

 三郷中央総合病院はJR武蔵野線三郷駅南口よりバスで約5分、つくばエクスプレス三郷中央駅より徒歩8分の場所にあります。
 病床数303、救急告示病院、臨床研修病院などプライマリケアから高度医療、リハビリまで地域の医療を担う病院です。

院長の大澤秀文先生にお話を伺いました

 常勤医師38名のうち女性医師は7名、うち4名は研修医です。 常勤の女性医師3名のうち一人が子育て世代で、院内保育所を利用して勤務しています。内科が専門で、子育てをしながらさらにキャリアを積んでいきたいと希望しています。あとお一人はお子さんが小学生、中学生になっている方、もうお一人は独身の方です。 以前常勤でお勤めだった女性医師で産休、育休を取った方がおひとりいたのですが、たまたまご主人の仕事の都合で転居することになり、残念ながらこちらには復帰されませんでした。でも、転居先である都内で復職が決まったとのことです。

大澤秀文先生

 女性医師の場合、スキルをちゃんと持っているのにもったいない状況がよくあります。当院の常勤医師の勤務は、週4.5日で、早番、遅番というようなシフトについて、育児中の女性医師は免除して、ほかの医師にやってもらいます。もちろん、それについて時間外手当などで対応しています。特に問題なく、職員全体で理解されていると思います。

 当院で働いてもらえるのであれば、ライフスタイルにあったご希望に沿う勤務の形を考えて、できるだけ仕事を続けてもらいたい、なんとかチャンスを生かして欲しいと思います。 例えば、週に3日勤務していただいて、週単位を二人で担当してもらうとか、短時間勤務にして、複数の医師で対応するなどいろいろな考え方があります。勤務日数や時間などによっては常勤扱いにできる、できないということもありますが、調整をして決まった時間の中で働いてもらえれば、需要はたくさんあります。女性医師専用の休憩室、当直室、シャワールームなども作りました。私は、女性の医師をどんどん採用したいと思っています。
 当院のある三郷市は埼玉県の南東部にあり東は千葉県、南は東京都に接しています。つくばエクスプレスができて交通の便がよくなりましたので、通勤しやすくなったと思います。

 これは私の経験に基づく感想ですけれど、女性医師のほうが、いろいろな意味で横糸をうまく織れる方が多い、多職種の人とうまくやれる方が多いということですね。今まで一緒に仕事をしてきた女性医師はそういう方が多かったように思います。職場の雰囲気が和やかになったり、同じ女性同士で話題が合ったりしますから、看護師などからも喜ばれます。

 それからこれは、女性医師支援というわけではないですが、チーム医療のひとつとして、入院患者に対して医師二人で診るようにしています。主治医というのは、病院機能評価で一人と決まっていますが、医師には日曜日以外に週1日、研究日を設けておりますし、当然のことですが、ずっとベッドサイドにいるわけではありません。そういう時に、若い医師、後期研修中の医師と先輩医師や指導医、ベテランの医師でも別の医師と組んで二人体制で患者を診るようにしています。

 また週に2回ほど治療方針を決める際に、医師だけでなく看護師、薬剤師、リハビリ等、他の職種の人にも参加してもらう多職種合同のカンファレンスを行います。回復期の病棟でも慢性期の病棟でもこの合同カンファレンスは必ず定期的に行い、いろいろな話をすることで自分の職種ではわからないことも多職種で行うことによって、職員一人ひとりの知識が深まります。 将来的に回復期と一般病床と大きく分けて二つの病棟単位を考えており、回復期については2年後を目途に増床する予定で、医師を始め看護師ほか職員を増員する予定です。 また、ICU、HCU、CCUと充実させ急性期医療も整備していきます。病院の機能が高まることで職員のモチベーションも上がります。

院内保育所について

保育所の様子

 現在の保育所は、道路を挟んだビルの3階、ワンフロアにあります。定員は30名です。医師、看護師だけでなくどの職種でもお預かりします。男性看護師の利用はこれまでに例がありませんでしたが、要望があれば問題なく可能です。非常勤で外来の診療をしている先生も預けています。
 24時間保育も毎日実施しており、以前、麻酔科の先生で夜預かっていただければ緊急のオペにも対応しますよという方がいました。
 病児保育は行っていません。現在当院では小児科を診ておりませんので、難しいかと思っています。
 実は以前から新しい保育所を建てようと計画しており、この度ようやく実現にこぎつけまして、病院の北側、道路を挟んだところで着工したところです。完成後は定員を80名に増やし、園庭もできます。子育て中のベテランの看護師さんをもっと採用したいと思っています。

医療機関の方

ドクターサポート事業

地域医療教育センター

埼玉県総合医局機構~Kobaton.med(コバトンドットメド)

Kobaton.med(コバトンドットメド)は
埼玉県総合医局機構の愛称です。