病院訪問‐西埼玉中央病院

西埼玉中央病院に行ってきました!

西埼玉中央病院

 平成27年10月29日(木)所沢市にある国立病院機構 西埼玉中央病院に寺師良樹先生と行ってきました。

 西埼玉中央病院は、西武池袋線小手指駅または狭山ヶ丘駅からバスで7分くらいの緑豊かな場所にあります。救急告示医療機関、臨床研修指定病院など、病床数325床の地域医療を担う病院です。小児科救急医療輪番病院に参加しています。

国立病院機構のワークライフバランス

西埼玉中央病院「産休・育休などの制度取得時期一覧」

 女性医師に限らず、職員にお子さんができて産休育休を取得する場合を始め、職員のワークライフバランスについて、本部である独立行政法人国立病院機構で作成した「仕事と子育ての両立支援プログラム」という行動計画に基づき、「ワークライフバランス応援ガイドブック」が作成されています。育児だけでなく介護についてもどのような制度があり届出はどうするか、常勤職員の場合、非常勤職員の場合、女性職員、男性職員と細かく紹介されています。
 医師用の採用パンフレットにも「子育てをしながら働いてみませんか」と各種制度の案内をしています。


院内保育所について

 院内保育所は、どの職種のお子さんでも預けることができます。非常勤の医師で、週1日の出勤でもお預かりします。24時間保育、病児、病後児保育は行っていません。
保育所の定員は25名、3歳まで、現在、10名程をお預かりしています。

 女性医師に限らず保育園探しはとても大変で、保育園に預けるためには何月に申し込みをしなければならないので、何月に生まれていると間に合うかという話を聞きますが、当院では現在、定員に余裕があります。

女医室があります

女医室

 内科系の医局、外科系の医局のほかに女医室という女性医師の医局があるのは珍しいと思います。一角が女性医師専用の更衣室になっていて、ソファーとテレビがある休憩コーナーもあります。女性医師同士の情報交換の場としての役割も大きく、異動していかれた方からもよかったと言ってもらえます。

男性医師の意識改革

 近頃は、男性も家事や育児をするようになりました。女性医師の夫は医師の場合が多いですし、医学部の男子学生に向けて医師同士で結婚するのなら家事育児を頑張って、覚悟してねと教育してくれるといいと思っていました。

 私が勤める小児科は女性医師が多いですから、結婚してお子さんができると前職場でも当直に入れない女性医師は平日に入れないで、土日の日直に入れるようにするなど配慮されていました。まだ母親が育児、家事をこなす社会の気風や、実際に母親しかできない部分も多いと思いますので、乳幼児のいる夫婦で男女対等に仕事をするべきと決められると女性医師がつらくなります。
 一方、冬場など忙しい時期はほかの男性医師や、妊娠していない独身の女性医師などの負担が多くなります。
 さらに当直に限らず、いろいろな機会に参加して勉強することも他の医師同様に必要です。
 個人個人により、また夫婦により働き方は選択できた方がよいと思いますが、いずれにしろ夫婦も職場もお互いに思いやることが大事なのではないでしょうか。
 夫婦で医師の場合、例えば決まった日には奥さんが当直や勉強ができるように夫である男性医師の診療科でも理解してあげるべきだと思います。この日は子育てのために早く帰るのだと周囲も配慮するという、男性医師の側にもそういう文化を植えつけてほしいものです。
 女性医師の少ない診療科にパートナーがいる場合、どうもそういう配慮が足りないように思っていました。
 あなた(男性医師)も医局にとって大事な人材かもしれないが、こちら(奥さんである女性医師)も小児科にとって大事な人材であり、また腕を磨き、研鑽に努めないといけない人材なのだという自覚を男性医師に持ってもらいたいですね。
 女性医師が1/3になっているわけですから、その人達が戦力にならないのは大きな損失ですよね。

院内保育所を見学させていただきました

院内保育所1 院内保育所2

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